人も物も、好きになるとどちらも長い方だと思っています。
洋服や靴、アクセサリーやバッグはその時々のお気に入りがありますが、物持ちの良い
私は20年物なんていうモノも当たり前のように沢山あり、今も愛用しています。
プライベートの手帳は、社会人2年目に後輩が出来た自分へだいぶ背伸びして
揃えた物を、時々革を磨きメンテナンスに出しながらずっと使っています。
よく驚かれますが、10代からの愛用品も普通にクロゼットに。
いい加減捨てなさい!と友人からは呆れられますが、好きなものがあまり変わらないので…
今どきのファストファッションも前向きに活用する方ですが、プチプライスの洋服でも
お気に入りは手洗いし、何年も愛用します。
そして、母や祖母、父や祖父の形見や、叔母からのお下がりも気に入ったものは今のものと
組み合わせて身に付けています。
“全身今” ではなく、どこかに古いもの、思い入れのあるものが入るとホッとするような…
特に家族のものは、見守られている様で安心します。
写真は、お江戸時代に一目惚れしたスエードのコート。
ベルトを父がスペイン土産に母へ贈ったスカーフにかえアクセントにして
冬の終わりから春にかけて楽しみました。